とれぶりんかとは?

「みんなでつくる学校 とれぶりんか」は、枚方市立渚西中学校(ひらかたしりつ・なぎさにしちゅうがっこう)の卒業生たちと元中学校教諭が中心になって、不登校や引きこもり、障害を持つ子どもたちの居場所づくりとして、2003年11月に大阪で立ち上げられたフリースクールです。

平和・福祉・人権・環境といった4つのテーマに子どもから、お兄さんお姉さん、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあさんまでの4つの世代で取り組んでいます。

その中から、音楽部、とれぶりんか劇団、マンガ・イラスト部、子ども食堂、とれぶりんか塾、とれぶカフェ、とれぶ出版部など、様々な専門部が生まれ活動しています。

 

団体の目的

子ども・若者の居場所づくり、問題解決型のまちづくりの担い手としての若者リーダー育成。さまざまな分野に貢献チャレンジするフリースクール実践。(不登校・ひきこもり支援、シングルマザー支援、被災地支援、専門部活動etc)

 

 

活動内容

 

①若者を中心に子ども・若者・大人・シニアをつなぎ、平和・福祉・人権・環境のテーマを問題解決型学習として、さまざまな活動を生み出し実践する無料のフリースクール。

②とれぶりんか無料塾(毎週月・金/ラポールひらかたにて)

③とれぶりんか子ども食堂(枚方、寝屋川、東京都新宿区の3ヶ所にて、東京は卒業生たちが設立)枚方、寝屋川、東京に子ども食堂ネットワーク会議を設立運営

④枚方市からの委託事業として禁野小いきいき広場(土曜日の子ども居場所づくり)実施運営

⑤専門部として子ども劇団、音楽部、マンガ・イラスト部などを設立

⑥枚方市、寝屋川市の市民活動センターの中心的団体として、不登校・若者支援、防災、障害児者支援を牽引

 

助成や受賞の実績

・内閣府 平成26年度「子どもと家族・若者応援団表彰」(大阪府推薦)

・枚方市ボランティア市民賞(3回)

・大阪府草の根人権ボランティア活動奨励賞(2008年)

・寝屋川市社協ボランティア賞(2022年)

・第41回産経市民の社会福祉賞(2015年)

・プルデンシャルボランティアスピリッツ賞(5回)

 

代表者情報

みんなでつくる学校とれぶりんか

代表 (フリガナ)ナカガワ ユウジ

中川 雄二(バルタンX)

 


 

生年月日(西暦):1954年3月4日

代表者の兼職:寝屋川市民活動センター理事長、枚方市民活動支援センター常任理事

代表者の略歴:

1983年4月 枚方市立招提中学校へ英語教師として入職。しるべサークル(障害をもった仲間たちの居場所づくり)設立

1992年4月 同渚西中学校へ赴任。ふれあいサークル設立(これらが前身となる)

2003年11月 「みんなでつくる学校とれぶりんか」を2001年退職後、準備期間を経て、卒業生らと共に地域に設立

設立経緯:

80年代より、中学校教諭として生きづらさを抱える子どもたちの居場所づくりとして2つのサークルを設立してきたが、地域のセーフティネットの綻び、ひきこもり、リストカット、自殺(未遂)などが次第に深刻化。学校現場でのとりくみの限界を痛感し、学校と地域をむすぶ世代、課題、地域(セクター)の3つをつなぎ、連鎖(地域協働)する拠点をつくることをめざす。47歳で早期退職し、卒業生たちに支えられて問題解決型のフリースクールを設立。

子ども・若者でも世界を変えられるをモットーに、さまざまな問題を音楽・演劇・美術などの文化的ツールを駆使して発信。各市のNPOセンターにも入り、中心的な役割を担えるようにコミュニティをつくってきた。